【岩手・宮城内陸地震/毎日新聞報道リンク】

岩手・宮城地震:
雨警戒、排水急ぐ 土砂崩れ、決壊を懸念
 岩手・宮城内陸地震の被災地では19日昼からまとまった降雨が予想される。土砂崩れや河川の決壊が懸念される中、18日中に行方不明者を発見するため、人員を増強し、排水作業を強化して捜索を進めている。また、国土交通省は、土砂が川を遮断してできた両県の「せき止め湖(土砂ダム)」11カ所のうち決壊の恐れもある3カ所で、水を抜くなどの緊急工事に着手した。
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岩手・宮城地震:福田首相が避難所訪れ、被災者を激励
 福田康夫首相は18日午前、ヘリコプターで首相官邸を出発し、岩手・宮城内陸地震で被災した宮城県栗原市の国道398号沿いや荒砥沢ダム、行方不明者のいる「駒の湯温泉」を上空から視察した。
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岩手・宮城地震:イチゴ農家、最後の避難 栗原市耕英地区
 岩手・宮城内陸地震で住民の大部分が自主避難した宮城県栗原市耕英地区に最後まで残っていたイチゴ農家、千葉孝喜さん(60)の家族3人が17日午後、自宅を離れた。これで地区の住民約100人全員が避難した。千葉さんは「収穫期を迎えたイチゴを作り続けたい」ととどまっていた。
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岩手・宮城地震:「また一緒に生活できる日が」牛も避難
 岩手・宮城内陸地震の被災住民が避難した宮城県栗原市の中村・浅布両地区で18日早朝、県や市の職員ら約20人が、畜産農家6戸に取り残されていた牛25頭をトラックに載せ、避難させた。同県大崎市の岩出山牧場に運ぶ。
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岩手・宮城地震:麦屋さんにお別れ 地域づくりに力尽くし
 岩手・宮城内陸地震により「駒の湯温泉」で犠牲になった地域づくりプランナー、麦屋弥生さん(48)=東京都葛飾区=の告別式が18日、自宅近くの葬儀場で営まれた。親族や知人約100人が参列し冥福を祈った。
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岩手・宮城地震:家の修理めど立たず 牛も残し避難 一関
 古ぼけた柱時計は8時43分で止まっていた--。17日午後、自衛隊のヘリコプターに同乗して岩手・宮城内陸地震の震源地に近い岩手県一関市の市野々原地区に入り、市などによる避難住民の建物内部調査に同行した。
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岩手・宮城地震:
衆院災害対策特別委で泉防災担当相が報告
 衆院災害対策特別委員会は17日、岩手・宮城内陸地震の発生を受け、泉信也防災担当相から被害状況や政府対応の報告を受けた。泉担当相は「現在も約3500戸が断水している」などと被害状況について説明した。また、21日に委員12人を被災地視察に派遣することも正式決定した。
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岩手・宮城地震:
「せき止め湖」3カ所で緊急工事
 岩手・宮城内陸地震で土砂が川を遮断してできた11カ所の「せき止め湖」について国土交通省は17日、特に決壊の恐れが強い3カ所の緊急工事に着手すると発表した。土砂で埋まった河道を開削し、水流を確保する。同日午後から、重機や排水ポンプなど機材の空輸による搬入を始める予定。
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岩手・宮城地震:
校庭に元気な児童たちの声…授業再開
 岩手・宮城内陸地震で被害が集中し、臨時休校となっていたほとんどの学校で17日朝、授業が再開された。
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岩手・宮城地震:
早朝から捜索活動が再開 宮城・栗原
 岩手・宮城内陸地震の行方不明者が集中する宮城県栗原市などでは17日も早朝から捜索活動が再開された。14日午前8時43分の発生から3日。生き埋め状態での「生存の限界」とされる72時間が経過した。懸命の救助活動が続くものの、大量の土砂や寸断されたままの道路など悪条件が重なり、捜索活動は難航している。
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岩手・宮城地震:
土砂崩れで道路が水平移動 宮城・栗原
 岩手・宮城内陸地震で発生した宮城県栗原市の荒砥沢ダム上流の大規模土砂崩れでは、道路の位置が大きく水平移動していることが、国土地理院(茨城県つくば市)の写真測量で分かった。
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岩手・宮城地震:
家は残った 全半壊、両県で10戸
 岩手・宮城内陸地震で16日、新たに1人が遺体で発見され、死者は宮城、岩手、福島県で計10人、行方不明者は12人となった。震源地に近く「孤立集落」となった岩手県一関市厳美町の槻ノ木平地区に同日正午前、報道陣で初めて毎日新聞記者が自衛隊のヘリコプターで入った。
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岩手・宮城地震:
「離れるのがつらい」耕英地区35人避難
 岩手・宮城内陸地震による土砂崩れで道路が寸断され、孤立していた宮城県栗原市耕英(こうえい)地区の住民が16日午後、市の求めに応じて自主避難を決めた。二次災害や余震に備えた措置だが、畑やイワナ養殖など生計を立て、住み慣れた古里を離れる住民らの表情は疲れとやるせなさがにじんでいた。
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岩手・宮城地震:
1人暮らしの被災者、避難所で余震に不安
 避難所の天井が「ピシピシ」鳴ると、「ドン」と揺れが来る。本震後もひっきりなしに続く余震。岩手県奥州市胆沢区の避難所で高橋キヨシさん(69)はかぶっていた毛布から顔を出した。「これじゃ、休めないね」。隣に寝ている人と顔を見合わせた。
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岩手・宮城地震:
被災地住民、家にとどまり隊員サポート
 岩手・宮城内陸地震の被災地では16日も、行方不明者の捜索や復旧作業が続く。その一方で、避難者の疲労も蓄積してきた。
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岩手・宮城地震:
駒の湯温泉で新たに1遺体、死者10人に
 岩手・宮城内陸地震の被災地では16日も朝から警察、消防、自衛隊などが、行方不明者が集中する宮城県栗原市などで捜索活動を再開した。従業員や客ら7人が生き埋めになり、3人が遺体で見つかっている同市栗駒沼倉耕英(こうえい)地区にある温泉旅館「駒の湯温泉」で同日午前、1階の泥の中から不明者の一人とみられる遺体を発見、収容した。県警によると男性という。
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岩手・宮城地震:
荒砥沢ダム付近の土砂崩れ 最大規模
 14日朝発生した岩手・宮城内陸地震で、宮城県栗原市の荒砥沢ダム付近で発生した土砂崩れは半世紀で最大規模であることが15日、分かった。仙台市で開かれた報告会で、現地視察した宮城豊彦東北学院大教授(地形学)が発表した。
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岩手・宮城地震:
「我が家は、畑は」避難所の夜、心揺れ
 岩手・宮城内陸地震で避難所となった宮城県栗原市栗駒岩ケ崎の市施設「みちのく伝創館」では、栗駒地区住民や近隣の温泉施設宿泊客など56人が14日夜までに避難。和室や体育館に布団を敷き、一夜を過ごした。
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岩手・宮城地震:
地滑りアイスのよう防災科研・井口さん
 14日朝発生した岩手・宮城内陸地震の特徴は、土砂災害が非常に多かったことだ。15日、震源地に近い栗駒山(岩手、宮城県)周辺の上空を、地滑りに詳しい防災科学技術研究所の井口隆・総括主任研究員(57)とともに本社ヘリで飛び、被害の様子を分析した。
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岩手・宮城地震:必死の捜索、3遺体次々発見駒の湯温泉
 岩手・宮城内陸地震から一夜明けた15日、被災地で行方不明者の捜索活動が続き、宮城県栗原市の旅館「駒の湯温泉」では男女3人の遺体が次々と見つかった。崩れた山肌、壊れた家屋……。震源地に近い東北地方の山間部には激震のつめ跡が生々しく残っている。
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岩手・宮城地震:死者9人、行方不明13人に
 岩手・宮城内陸地震の被害は、宮城県内で新たに3人の死亡と5人の行方不明が確認され、毎日新聞の15日のまとめでは、死者9人、行方不明13人、重軽傷者221人となった。15日にも震度3が6回発生するなど、14日の発生以降16日午前0時現在で有感余震は計289回に上った。
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岩手・宮城地震:揺れの強さ震度7に相当 岩手・石淵ダム
 岩手・宮城内陸地震の震源に近い岩手県奥州市の石淵ダムで、瞬間的な揺れの強さを表す加速度が、震度7に相当する2097ガルに達していたことが、国土交通省北上川ダム統合管理事務所の観測で分かった。
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岩手・宮城内陸地震:駒の湯温泉で3遺体発見 死者9人に
 岩手・宮城内陸地震で宮城県警は15日午後2時45分までに、7人が生き埋めになったとみられる宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東の旅館「駒の湯温泉」の捜索で、3人の遺体を発見した。うち、少なくとも1人は女性で、身元の特定を急いでいる。この地震による死亡者の確認は9人になった。
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岩手・宮城内陸地震:「駒の湯温泉」一瞬で泥の海に
 崩れた土砂が人や旅館をのみ込み、寸断された道路によって人々が孤立した。中国・四川大地震の記憶が生々しい中、14日・土曜日の朝を襲った「岩手・宮城内陸地震」。直下型の激しい揺れで6人が死亡したほか、不明者や多数のけが人が出た。断続的に余震も起き、住民の不安は続いている。
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岩手・宮城内陸地震:自衛隊が救助活動を本格化
 防衛省は14日午前、岩手、宮城両県知事からの災害派遣要請を受け、岩手・宮城内陸地震の情報収集・救助活動を本格化させた。陸海空自衛隊の約360人、車両約90両、航空機23機を投入。空自のUH60救難ヘリがバス転落現場で17人を救助したほか、陸自隊員が土砂崩れ現場の被災者救出に向かうなど深夜まで活動を続けた。
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岩手・宮城内陸地震:6人死亡、155人負傷 不明11人
 14日午前8時43分ごろ、東北地方で強い地震があり、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強、北海道から愛知県までの広い範囲で震度6弱から1の揺れを観測した。気象庁によると、震源地は岩手県内陸南部で、震源の深さは8キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.2と推定される。この地震で6人が死亡、155人が重軽傷。宮城県内で計11人が行方不明になっているとの情報があり、懸命の捜索・救助活動が続いている。山間部で土砂崩れが多発し、道路が寸断されて孤立する集落も相次いだ。ヘリコプターなどで救出された住民もいるが、孤立集落に取り残されている住民も多く、不安な一夜を過ごしている。
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岩手・宮城内陸地震:新幹線に9時間半閉じ込め 道路寸断
 断水、停電、鉄道・道路の寸断……。14日朝の岩手・宮城内陸地震で傷ついたライフラインは、夜になっても復旧しなかった。
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岩手・宮城内陸地震:バスが沢に転落、1人重体 奥州市
 14日に発生した岩手・宮城内陸地震で、岩手県奥州市胆沢(いさわ)区若柳では、市内の自然保護団体「胆沢ダム水資源のブナ原生林を守る会」(近藤有慶代表)メンバー19人と男性運転手が乗ったマイクロバスが林道を走行中、土砂崩れに襲われ、沢に転落。1人が重体、5人が腰や腕を骨折するなどの重傷、2人が軽傷を負った。
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岩手・宮城内陸地震:中尊寺も被害 本堂の壁にひび
 14日の地震で、奥州藤原氏が建立した中尊寺(岩手県平泉町)でも、本堂の内部のしっくい壁にひびが入ったり、石灯(高さ約2メートル)数基が倒れる被害が出た。国宝・金色堂や文化財への被害は確認されていない。
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岩手・宮城内陸地震:震度6強M7.2 死者3人負傷多数
 14日午前8時43分ごろ、東北地方で強い地震があり、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強、北海道から愛知県までの広い範囲で震度6弱から1の揺れを観測した。気象庁によると、震源地は岩手県内陸南部で、震源の深さは8キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.2と推定される。この地震で午後2時現在の毎日新聞のまとめでは、3人が死亡、79人が重軽傷。がけ崩れなどが多発しており、被害はさらに拡大する見通し。
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岩手・宮城内陸地震:激しい揺れ 余震も相次ぎ住民ら恐怖
 土曜日の朝を激しい揺れが襲った--。14日午前、岩手県や宮城県の一部で震度6強を観測した「岩手・宮城内陸地震」。福島と岩手では2人が死亡したほか、割れたガラスや住宅の倒壊、落ちてきた物に当たるなど多数のけが人が出た。激しい縦揺れと大きな横揺れ。本震後も余震が相次ぎ、住民らは直下型地震の恐怖に震えた。
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東北地震:岩手、宮城で震度6強、2人が死亡
 14日午前8時43分ごろ、東北地方で強い地震があり、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強を観測した。気象庁によると震源地は岩手県内陸南部、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.0と推定される。
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【岩手・宮城内陸地震/毎日新聞報道リンク】
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