ドライバー要件の取り扱いについて
移動支援ニュース◎No.79☆29SEP07
 
mailto:news@ido-shien.mobi

「ドライバー要件の取り扱い、
           猶予期間を1年間延長する」

 9月26日付け、国土交通省自動車交通局旅客課長
名で、各地方運輸局の担当部長宛に発せられた「自家
用有償旅客運送自動車の運転者の要件の取扱いについ
て」という通達文書を添付します

 要点は「平成20年9月末日までの間、運転者要件
を満たしていない者を運転させたことを理由とする行
政処分等を行わないこととする」という

 早いはなしが、認定ドライバー講習を今年9月中に
受けきれないだろうから、猶予期間を1年間延長する
ということになります

 また同じく新輸送サービス対策室長名で「訪問介護
事業所の訪問介護員等による自家用自動車の有償運送
の許可について」も、上記通達に準じるという事務連
絡がされたので同時に添付します
新しいガイドラインを策定しよう
動支援ニュース◎No.78☆10SEP07
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提案:福祉有償運送の枠組みを超える
   ボランティア輸送の指針を策定しよう
   (移動支援フォーラム:長谷川清)

趣旨:
 道路運送法が改正されて1年が経過しようとしています。80条許可
から79条登録へ、いくらか制度が定着するなかで、新規参入グループ
が見られると同時に、撤退を考える仲間も少なくありません。
 せっかくの新規参入グループについては、施設や病院をバックにもつ
ものをのぞけば、登録後の運営・経営に困難が予想されます。また、も
ともと道路運送法の適用になじまない、市民活動としての移動支援のあ
りかたを、より明確にする必要に迫られてもいます。
 そこでガイドライン以来の制度運用を見直し、ほんとうに必要な人に
必要なサービスが届くよう、われわれNPO活動の側から新ガイドライン
を策定し、自治体や関係省庁と協議をスタートしましょう。

新ガイドラインの考えかた:
1)従来のボランティア活動の延長線上にあり、道路運送法による登録
 を必要としない活動として、移動支援ドライバーの活動領域を大幅に
 拡大する(グループの要件、運送の対価、運行管理の方法など)
2)一方、道路運送法の枠内で活動しようとする団体は、ある意味で新
 しい業種の事業体なのであり、そうした新規事業が時代のニーズに応
 えられるよう、これもまた大幅な規制緩和が今すぐ必要である
3)新ガイドラインの素案を下記フォーラムに提案する
 移動支援フォーラム「移動と交通の新しいシステムづくり」(仮題)
 日 時 2007年11月23日(金)13:00
 会 場 文京シビックセンター26階スカイホール
NPO IDO-Shien Forum