Iwate-Miyagi Archives
岩手・宮城地震フォト・アーカイブズ

岩手・宮城地震:
被災4カ月 復旧半ば
 岩手・宮城内陸地震の発生から4カ月が過ぎ、被災地も紅葉の季節を迎えた。宮城、岩手、秋田の県境に位置する栗駒山(標高1627メートル)周辺は例年なら観光客でにぎわう時期だが、地震のつめ跡は今も残り、人の往来は少ない。
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岩手・宮城地震:
救出された菅原さん「一面泥の海だった」
 岩手・宮城内陸地震で7人が死亡・行方不明となった栗原市栗駒・耕英地区の旅館「駒の湯温泉」経営者で、土砂から救出された菅原昭夫さん(53)が31日、退院を機に記者会見した。轟音(ごうおん)とともに土石流が押し寄せ、家族や宿泊客が巻き込まれた様子を語り、旅館再開については「源泉は15メートル以上の泥の下。客観的にみて難しいんじゃないですかね」と話した。
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岩手・宮城地震:
最後の避難所が閉鎖
 岩手・宮城内陸地震で大きな被害を受けた宮城県栗原市で最後の避難所となっていた花山地区の「石楠花(しゃくなげ)センター」で31日、残っていた被災者が荷物搬出などを終え仮設住宅に移った。これで同市内の避難所13カ所がすべて閉鎖された。センターで最後の夕食を取った被災者は、職員やボランティアに「ありがとうございました」と頭を下げ避難所を後にした。
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岩手・宮城地震:
栗原市の仮設住宅、最後の19戸完成
 岩手・宮城内陸地震で、宮城県栗原市に建設された仮設住宅の最後の19戸が29日、完成し、花山地区の石楠花(しゃくなげ)センターに避難していた被災者に引き渡された。これで仮設住宅全65戸が完成。入居を希望した市内61世帯163人全員が家族水入らずで生活できるようになる。
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岩手・宮城地震:
不明男性遺体か 栗駒の渓谷で収容
 25日午前9時15分ごろ、岩手・宮城内陸地震で釣り人2人が行方不明となっている宮城県栗原市栗駒地区の渓谷で、建設作業員が堆積(たいせき)した土砂の上に長靴があるのを発見。県警若柳署員が土砂に埋まった人体の右ひざから下の部分を収容した。
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岩手・宮城地震:
旅館のおかみ10人、首相に窮状訴える
 岩手・宮城内陸地震の影響で観光客が減少している両県の旅館のおかみ10人が23日、首相官邸に福田康夫首相を訪ね、窮状を訴えた。「みやぎおかみ会」代表の磯田悠子さん(60)が「風評被害で予約のキャンセルが続いている」と説明したのに対し、首相は「女性パワーで頑張ってほしい。全面的に支援する」と激励した。
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岩手・宮城地震:
秋篠宮ご夫妻が被災地を訪問、激励
 秋篠宮ご夫妻は20日、岩手・宮城内陸地震の被災地を視察し、被災者を見舞った。皇族方が被災地を訪れたのは初めて。
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岩手・宮城地震:
差し入れ手に励まし続ける元調理員 耕英
 岩手・宮城内陸地震の発生から1カ月を過ぎても依然として全戸避難が続く宮城県栗原市の耕英地区。ここの分校に32年間、調理員として勤めた八木八千代さん(72)=同市栗駒=は、避難所に漬物などを持参し、性格も好き嫌いも知っている分校の卒業生らを励まし続ける。
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岩手・宮城地震:
いつもと違う夏休み…栗原の小学校で集会
 岩手・宮城内陸地震の被災地、宮城県栗原市の市立花山小(及川和夫校長)で18日、夏休み前の全校集会が行われた。
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岩手・宮城地震:
栗原市が不明者捜索を打ち切り
 岩手・宮城内陸地震で、8人が行方不明になっている宮城県栗原市で行われていた捜索は16日で打ち切られた。市災害対策本部長の佐藤勇市長は会見で「これ以上捜索を続けることは難しいと判断した」と述べた。16日も従業員2人が不明のままの栗原市栗駒の温泉旅館「駒の湯温泉」などで県警と消防が捜索したが、手がかりはなく、午後4時半に捜索を終えた。
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岩手・宮城地震:
両親不明の球児「きっと応援してくれた」
 「見てくれているかな。精いっぱい頑張るよ」。13日の第90回全国高校野球選手権山形大会1回戦で、県立金山高の高橋裕二主将(17)は、岩手・宮城内陸地震で行方不明になった父伸好さん(56歳)と母美也子さん(51歳)を思い浮かべ、マウンドに登った。試合は0-19の五回コールド負け。こらえきれずに涙があふれた。17歳には、あまりに過酷な1カ月だった。
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岩手・宮城地震:
1カ月迎え、発生時刻に黙とう
 13人が死亡、10人が依然行方不明になっている岩手・宮城内陸地震は14日、発生1カ月を迎えた。被害が集中した宮城県栗原市や岩手県奥州市では、発生時刻の午前8時43分に合わせ、黙とうが行われた。
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岩手・宮城地震:
依然10人不明…梅雨に入り捜索中断も
 岩手・宮城内陸地震は14日、発生から1カ月を迎える。死者は13人で依然10人が行方不明のままだ。宮城県栗原市の山間部で続く警察や消防による捜索は、梅雨に入り、地震でできたせき止め湖(土砂ダム)の状況から中断される日も多い。両県7カ所の避難所では208人(11日夜現在)が暮らす。仮設住宅は栗原市で10戸が完成したばかりだ。
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岩手・宮城地震:
「東京タワー」ロケ地再公開
 岩手・宮城内陸地震で破損し、一般公開が中止されていた映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」のロケ地、宮城県栗原市鶯沢(うぐいすざわ)の細倉金属鉱業「佐野社宅」が12日午前、再公開された。佐野社宅は地震で屋根瓦が落下するなどの被害を受けたが、補修作業を施し、10日に市の点検で安全が確認された。
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岩手・宮城地震:
9世帯が仮設住宅に 7月中に全員入居へ
 岩手・宮城内陸地震で、宮城県栗原市の被災者の一部が11日、市内の仮設住宅に初めて入居した。住民は親類や市職員の手伝いを受けながら、冷蔵庫やタンスなどの家具を次々と運び込んだ。
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岩手・宮城地震:
やっと家族水入らずの生活に
 岩手・宮城内陸地震で、宮城県栗原市内に建設されていた仮設住宅のうち10戸が完成し、被災者が11日午前、仮の「わが家」を内覧した。午後に引っ越す。1カ月近く大人数での避難所生活を続けてきた住民の一部だが、今夜からようやく家族水入らずの生活が始まる。
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岩手・宮城地震:
地震名変更を…大崎市長が風評被害指摘
 岩手・宮城内陸地震の名称を巡り、宮城県大崎市の伊藤康志市長は8日、「両県の広範囲で被害が出た印象で、温泉宿泊の大量キャンセルなど風評被害を生んでいる」として、被害甚大な地域を中心とする局地的名称に変更するよう求める考えを表明した。9日上京し、気象庁に伝える。
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岩手・宮城地震:
栗駒山の自然守り25年 佐藤光雄さん
 30年の間、自分たちが守ってきた栗駒山(1627メートル)の緑を傷つけたのは自然の力だった。「これも地球の息づかいだ」。あきらめにも似た気持ちがわいた。
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岩手・宮城地震:
願い込め「復興市」 野菜や民芸品並ぶ
 岩手・宮城内陸地震で被害を受けた宮城県栗原市花山地区で5日、早期復興への願いを込めた「復興市」が開かれた。被災地で育った野菜をはじめ地元農産物や民芸品が並んだ。
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岩手・宮城地震:
「東京タワー」ロケ地再公開へ
 岩手・宮城内陸地震で破損し、公開中止を余儀なくされた映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」のロケ地、宮城県栗原市鶯沢(うぐいすざわ)の細倉金属鉱業「佐野社宅」で、再公開に向けた補修作業が始まった。市などの応急危険度判定で、補修すれば問題はないとされた。今月中にも再公開される見通し。
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岩手・宮城地震:
再起誓う旅館の女将…祭畤温泉
 岩手・宮城地震の震源に近い温泉旅館「かみくら」。客も従業員もいなくなった館内で散乱する土産物を片付けながら女将(おかみ)の佐藤奈保美さん(41)はつぶやいた。「もうダメかもしれない」
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岩手・宮城地震:
文化財24件破損 両県で国指定など
 岩手・宮城内陸地震で、史跡、名勝などを含め両県の国指定・登録文化財24件に破損などの被害が出ていたことが両県教委のまとめで分かった。宮城県栗原市の山間部では、国指定史跡「仙台藩花山村寒湯(ぬるゆ)番所跡」の石垣が全壊し、修復のめどは立っていない。
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岩手・宮城地震:
窯崩れても夢熱く 陶芸家の小柳陶峯さん
 黒く焦げたレンガが作業場に散らばる。煙突はがれきになった。26年間、作品を焼き続けてきた窯は姿をとどめていなかった。宮城県栗原市栗駒沼倉で活動する栗駒焼の陶芸家、小柳陶峯(とうほう)さん(75)は地震で窯を失った。「命があるだけで十分。栗駒の土は逃げていかない」と陶芸家としてさらなる高みを目指す。
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岩手・宮城地震:
栗原の避難所に布団乾燥機 梅雨本番前に
 岩手・宮城内陸地震の被災者が避難生活を送っている宮城県栗原市花山の石楠花(しゃくなげ)センターで30日、避難所の布団や枕が大型乾燥機にかけられた。梅雨本番を前に、不自由な避難生活をわずかでも快適にと、同市が仙台市内の業者に発注した。避難所ではこれまでの2週間、同じ寝具を使っていた。
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岩手・宮城地震:
被災地に初めて本格的な雨 捜索中断
 岩手・宮城内陸地震の被災地は29日、梅雨前線の接近で昼すぎから断続的に雨となり、発生以来初の本格的な降雨となった。
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岩手・宮城地震:
四川の恩返し 中国人留学生ら募金活動
 宮城県在住の中国人留学生らが29日、岩手・宮城内陸地震の被災者のために募金活動を行う。中国・四川大地震の際、被災者支援の募金をしたところ多くの浄財が集まり、その恩返しにと計画した。「仙台地区中国学友会」の曹鵬宇会長(28)は「私たちの古里が大変だったときに、宮城の人たちの力をいっぱいもらった。お礼とお見舞いの気持ちを表せるよう、募金活動を頑張りたい」と話している。
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岩手・宮城地震:
被災者に勇気を セラピー犬が避難所慰問
 前脚だけで懸命に進む。交通事故で後ろ脚2本を失った雑種のセラピードッグ「二郎」が27日、岩手・宮城内陸地震の被災者がいる宮城県栗原市の避難所を慰問した。「地震で失ったものは多いが、二郎のように前に進まないと……」。2本足の二郎が被災者に勇気を与えた。
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岩手・宮城地震:
「駒の湯温泉」捜索現場に重機
 岩手・宮城内陸地震で5人が死亡、2人が行方不明になった宮城県栗原市の旅館「駒の湯温泉」の捜索現場に26日、初めて重機が運び込まれた。県警などの計125人が捜索を続けているが、2人は見つかっていない。
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岩手・宮城地震:
浅布の土砂ダムで排水作業始まる
 岩手・宮城内陸地震でできた15カ所のせき止め湖(土砂ダム)のうち、宮城県栗原市の迫(はさま)川上流浅布地区の土砂ダムで仮排水路が完成、25日正午過ぎ、排水作業が始まった。排水開始により、決壊や下流の土石流被害の危険性は低くなった。栗原市と岩手県一関市で水抜き工事をしている7カ所の土砂ダムのうち排水開始は二つ目。
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岩手・宮城地震:
小学校改修の「応急住宅」に10世帯移転
 岩手・宮城内陸地震で被災し、岩手県一関市厳美町の市立本寺小学校に避難していた10世帯35人が25日、旧山谷小学校を改修した応急住宅への移転を始めた。同じ集落に住む被災者らが「集落で協力して暮らす生活がしたい」と市災害対策本部に要望していた。
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岩手・宮城地震:
幼稚園児が被災者慰問 歌や踊り披露
 岩手・宮城内陸地震で被災し、避難所生活を強いられている被災者を励まそうと、宮城県栗原市栗駒の市立尾松幼稚園(門脇まさ子園長)の園児8人が25日、近くの「みちのく伝創館」を訪れ、歌や踊りを披露した。
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岩手・宮城地震:
仮設住宅の建設始まる 完成は7月中旬
 岩手・宮城内陸地震で大きな被害を受けた宮城県栗原市で、仮設住宅の建設が本格化した。同市栗駒の建設予定地では25日、プレハブ住宅の骨組みや壁となる建材が運び込まれ、組み立て作業が始まった。完成は7月中旬の予定。
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岩手・宮城地震:
校庭に「ありがとう」 栗原・築館中
 岩手・宮城内陸地震で、宮城県栗原市立築館(つきだて)中(藤原諭校長、320人)の生徒が石灰で校庭に「ありがとう」の大きな文字を描き続けている。感激した自衛隊員が、上空から撮影した写真を贈った。
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岩手・宮城地震:
仮設住宅の建設始まる
 岩手・宮城内陸地震の被災者向けの仮設住宅の建設作業が23日、宮城県栗原市内で始まった。建設予定地は花山、栗駒、一迫の3地区。入居を希望しているのは35世帯95人で、入居開始は7月中旬の見通し。
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岩手・宮城地震:
自衛隊撤収…被災者が見送る
 岩手・宮城内陸地震で、行方不明者の捜索活動を打ち切った自衛隊の一部撤収が23日、始まった。各避難所の前では、被災者らが引き揚げる自衛隊員に手を振って見送った。
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岩手・宮城地震:
家族ら、感謝と無念交錯 捜索打ち切り
 岩手・宮城内陸地震は22日、10人が行方不明のまま、最も多くの人員を投入した陸上自衛隊の捜索が打ち切られた。道路の寸断で現場に重機が少ないため、泥まみれになりながらバケツなどを使って作業してきた。行方不明者の家族らの胸中には、無念と感謝の思いが交錯した。
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岩手・宮城地震:
自衛隊の行方不明者捜索活動打ち切る
 岩手・宮城内陸地震で、自衛隊による行方不明者の捜索活動が22日午後5時で打ち切られた。10人が不明のままだが、村井嘉浩宮城県知事が災害派遣要請のうち捜索に関する活動要請を解除した。県警などによると、22日の捜索態勢は警察約170人、消防約80人、自衛隊約600人だったが、自衛隊の撤収で大幅に縮小される。
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岩手・宮城地震:
避難所に「がんばろう!」Tシャツ届く
 岩手・宮城内陸地震で被災者の避難所になっている「みちのく伝創館」(宮城県栗原市)に22日、「がんばろう!耕英(こうえい)!」とプリントされたTシャツ120枚が届いた。この避難所には耕英地区の17世帯29人が身を寄せており、盛岡市の高校教諭、佐々木豊実(とよみ)さん(48)が「兄が暮らす被災地を応援したい」と自費で業者に製作を依頼し、現地へ送った。
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岩手・宮城地震:
地デジ2秒遅れ 緊急速報間に合わず?
 岩手・宮城内陸地震の発生時、震源に近い宮城県栗原市中心部で、アナログ放送なら強い揺れの直前かほぼ同時に伝わったはずのテレビによる緊急地震速報が、地上デジタル放送(地デジ)だと間に合わなかった可能性があることが分かった。システム上、地デジが約2秒遅れるのが原因。アナログ放送は11年終了し、地デジへ全面移行するため、速報を出す気象庁は「2秒の差は大きい」と思わぬデメリットに困惑している。
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岩手・宮城地震:
温泉旅館が避難民46人招待
 地震で営業を休止していた岩手県一関市厳美(げんび)町の矢びつ温泉にある旅館「瑞泉閣」が21日、営業を再開し、近くの本寺小学校に避難している11世帯46人を1泊招待した。
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岩手・宮城地震:
仮設住宅説明会に66人参加 栗原市
 宮城県栗原市の災害対策本部は21日、避難住民を対象に、仮設住宅への入居説明会を市内4カ所で初めて開いた。44世帯66人が参加した。
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岩手・宮城地震:
初夏告げるニッコウキスゲ、住民を待つ
 岩手・宮城内陸地震で被災し、全住民約100人が避難した宮城県栗原市の耕英地区。栗駒山ろくの湿原で、星のような形をしたニッコウキスゲ(ユリ科)が咲いている。雪深い地区の住民にとって、ニッコウキスゲは初夏の到来を告げる花。今年は誰の目にも触れず、静かに揺れている。
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岩手・宮城地震:
発生1週間 避難所住民ら、古里に黙とう
 岩手・宮城内陸地震は21日、発生から1週間を迎えた。宮城県栗原市耕英地区の住民ら約40人は、避難所広場に集まり、発生時間の午前8時43分、古里の栗駒山に向かって1分間黙とうした。
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岩手・宮城地震:
不明の森さん夫妻、直前に男性が目撃
 岩手・宮城内陸地震で行方不明になっている仙台市の森正弘さん(61)、洋子さん(58)夫妻とみられる男女を、栃木県の男性会社員(52)が地震直前に目撃していた。宮城県栗原市の花山地区にある「白糸の滝つり橋」付近。県警は、森さん夫妻の可能性が高いとみているが、現場は迫(はさま)川の「せき止め湖(土砂ダム)」に近く、2次災害の恐れから捜索は難航している。男性は「早く見つけてほしい」と訴える。
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岩手・宮城地震:
産業守るためNPOと連携 耕英地区方針
 地震で全員が避難した宮城県栗原市の耕英地区の住民が20日、地元に残された養殖イワナや収穫期のイチゴを守る方策を考える会合を市内の避難先で開いた。新潟県中越地震で活動経験がある災害支援NPOなどと連携することなどを確認。活動を「耕英農水産物救出プロジェクト」と名付け、模索を続ける。
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岩手・宮城地震:
遠い復旧 被害900億円 1人死亡確認
 岩手・宮城内陸地震の被災地では20日、行方不明だった1人の死亡が確認され、地震による死者は12人、行方不明者は10人になった。地震発生から21日で1週間が経過するが、両県で約320人が避難所生活を送っている。寸断された道路の復旧などは長期化の様相をみせている。
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岩手・宮城地震:
相次ぐキャンセル…周辺観光地に影響深刻
 岩手・宮城内陸地震の被災地周辺で、観光産業への影響が深刻化している。施設の損壊などはなくても、余震や新たな土砂災害への懸念が客足を遠ざけているようだ。地域によっては被災者への配慮から安全をアピールしづらい側面もあり、悩みは深い。
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岩手・宮城地震:
長引く避難生活、住民に疲労色濃く
 岩手・宮城内陸地震は発生から7日目を迎え、避難所で暮らす住民は、先行きが見えない不安を抱え、長引く避難生活に疲労の色を濃くしている。
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岩手・宮城地震:
被災後初の雨…行方不明者の捜索再開
 岩手・宮城内陸地震で、被災後初の雨となった19日の降雨量は数ミリにとどまり、2次災害はなかった。行方不明者の捜索は20日朝から再開されたが、天候回復に伴い気温が上がり、最高気温は宮城県栗原市周辺で29度、岩手県南部で30度近くまで達するとみられ、避難者らの健康状態が懸念される。
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岩手・宮城地震:
大雨厳戒…捜索いったん打ち切り
 岩手・宮城内陸地震の被災地周辺は19日午後から、地震以来初の雨となった。被災地の宮城県栗原市では降り始めから20日午前1時までの降水量は1.5ミリだが、仙台管区気象台は岩手県南部と栗原市西部など被災地周辺に大雨注意報を出して警戒を呼びかけた。
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岩手・宮城地震:
土砂ダム「決壊」募る不安…住民一時帰宅
 岩手・宮城内陸地震で、宮城県栗原市を流れる迫川にできた「せき止め湖(土砂ダム)」の下流側に住宅があり、現在避難している同市花山の住民が19日一時帰宅した。5日ぶりの我が家だったが、滞在は2時間足らず。梅雨入りで天候が崩れるとの予報に「雨が降ったら我が家はどうなるのか」と不安を募らせた。
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岩手・宮城地震:国有林の被害額417億円に
 林野庁東北森林管理局は、岩手・宮城内陸地震での土砂崩れや地滑りによる国有林の被害額が、約417億円に上ると発表した。震源に近い宮城県栗原市と岩手県一関市の被害がほとんどという。
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岩手・宮城地震:東北梅雨入り 排水工事進む
 岩手・宮城内陸地震で、土砂が河川に流れ込んでできた「せき止め湖(土砂ダム)」のうち、雨や余震で水があふれたり決壊する恐れがある岩手県一関市の磐井川流域など3カ所で、ポンプを設置するなど排水に向けた工事が19日も続いている。排水開始は早いところでも20日の見込み。気象庁は19日、東北・北陸地方の梅雨入りを発表。被災地周辺で19日昼から20日未明にかけ、多いところで30ミリの雨を予想しており、国土交通省は早急に工事を進める方針。
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岩手・宮城地震:15キロにわたり段差 地表に露出
 岩手・宮城内陸地震の震源に近い5地域で断層が地表に現れていることを、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が19日までの調査で確認した。北東から南西方向に断続的に約15キロにわたって露出し、地表に40~50センチの段差を作っていた。
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岩手・宮城地震:
崩落原因は橋脚のズレ 祭畤大橋
 国土交通省は18日、岩手・宮城内陸地震で壊れた祭畤(まつるべ)大橋(岩手県一関市、長さ94.9メートル、幅9メートル)の落下に至る調査結果を発表した。地盤の変動に伴い橋脚などが秋田側から宮城側に約10メートル動いたのが原因とみられ、調査した国土交通省緊急災害対策派遣隊のメンバーは「これまでにない特異なケース」と話している。
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岩手・宮城地震:
駒の湯温泉で女性1遺体発見
 岩手・宮城内陸地震で7人が行方不明となった宮城県栗原市の旅館「駒の湯温泉」で18日午後、新たに従業員の安藤みい子さん(75)=栗原市栗駒鳥沢諏訪沖=が遺体で見つかった。この日は土砂の流入でできた「せき止め湖(土砂ダム)」の水抜き工事や調査が行われた。また、栗原市北西部の迫川にできた土砂ダムから水があふれ出しているとの情報があったため、迫川流域で続いていた捜索が中断された。
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岩手・宮城地震:
東京ドーム1.2杯分 駒の湯温泉の土砂
 岩手・宮城内陸地震で宮城県栗原市の駒の湯温泉を襲った土石流は、東京ドーム1.2杯分に当たる約150万立方メートルの土砂が、約4.8キロ離れた東栗駒山(標高1434メートル)の斜面から崩落し、一気に流れ下ったことが分かった。空中写真を分析した国土地理院(茨城県つくば市)が18日、発表した。
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岩手・宮城地震:
雨警戒、排水急ぐ 土砂崩れ、決壊を懸念
 岩手・宮城内陸地震の被災地では19日昼からまとまった降雨が予想される。土砂崩れや河川の決壊が懸念される中、18日中に行方不明者を発見するため、人員を増強し、排水作業を強化して捜索を進めている。また、国土交通省は、土砂が川を遮断してできた両県の「せき止め湖(土砂ダム)」11カ所のうち決壊の恐れもある3カ所で、水を抜くなどの緊急工事に着手した。
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岩手・宮城地震:福田首相が避難所訪れ、被災者を激励
 福田康夫首相は18日午前、ヘリコプターで首相官邸を出発し、岩手・宮城内陸地震で被災した宮城県栗原市の国道398号沿いや荒砥沢ダム、行方不明者のいる「駒の湯温泉」を上空から視察した。
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岩手・宮城地震:イチゴ農家、最後の避難 栗原市耕英地区
 岩手・宮城内陸地震で住民の大部分が自主避難した宮城県栗原市耕英地区に最後まで残っていたイチゴ農家、千葉孝喜さん(60)の家族3人が17日午後、自宅を離れた。これで地区の住民約100人全員が避難した。千葉さんは「収穫期を迎えたイチゴを作り続けたい」ととどまっていた。
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岩手・宮城地震:「また一緒に生活できる日が」牛も避難
 岩手・宮城内陸地震の被災住民が避難した宮城県栗原市の中村・浅布両地区で18日早朝、県や市の職員ら約20人が、畜産農家6戸に取り残されていた牛25頭をトラックに載せ、避難させた。同県大崎市の岩出山牧場に運ぶ。
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岩手・宮城地震:麦屋さんにお別れ 地域づくりに力尽くし
 岩手・宮城内陸地震により「駒の湯温泉」で犠牲になった地域づくりプランナー、麦屋弥生さん(48)=東京都葛飾区=の告別式が18日、自宅近くの葬儀場で営まれた。親族や知人約100人が参列し冥福を祈った。
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岩手・宮城地震:家の修理めど立たず 牛も残し避難 一関
 古ぼけた柱時計は8時43分で止まっていた--。17日午後、自衛隊のヘリコプターに同乗して岩手・宮城内陸地震の震源地に近い岩手県一関市の市野々原地区に入り、市などによる避難住民の建物内部調査に同行した。
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岩手・宮城地震:
衆院災害対策特別委で泉防災担当相が報告
 衆院災害対策特別委員会は17日、岩手・宮城内陸地震の発生を受け、泉信也防災担当相から被害状況や政府対応の報告を受けた。泉担当相は「現在も約3500戸が断水している」などと被害状況について説明した。また、21日に委員12人を被災地視察に派遣することも正式決定した。
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岩手・宮城地震:
「せき止め湖」3カ所で緊急工事
 岩手・宮城内陸地震で土砂が川を遮断してできた11カ所の「せき止め湖」について国土交通省は17日、特に決壊の恐れが強い3カ所の緊急工事に着手すると発表した。土砂で埋まった河道を開削し、水流を確保する。同日午後から、重機や排水ポンプなど機材の空輸による搬入を始める予定。
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岩手・宮城地震:
校庭に元気な児童たちの声…授業再開
 岩手・宮城内陸地震で被害が集中し、臨時休校となっていたほとんどの学校で17日朝、授業が再開された。
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岩手・宮城地震:
早朝から捜索活動が再開 宮城・栗原
 岩手・宮城内陸地震の行方不明者が集中する宮城県栗原市などでは17日も早朝から捜索活動が再開された。14日午前8時43分の発生から3日。生き埋め状態での「生存の限界」とされる72時間が経過した。懸命の救助活動が続くものの、大量の土砂や寸断されたままの道路など悪条件が重なり、捜索活動は難航している。
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岩手・宮城地震:
土砂崩れで道路が水平移動 宮城・栗原
 岩手・宮城内陸地震で発生した宮城県栗原市の荒砥沢ダム上流の大規模土砂崩れでは、道路の位置が大きく水平移動していることが、国土地理院(茨城県つくば市)の写真測量で分かった。
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岩手・宮城地震:
家は残った 全半壊、両県で10戸
 岩手・宮城内陸地震で16日、新たに1人が遺体で発見され、死者は宮城、岩手、福島県で計10人、行方不明者は12人となった。震源地に近く「孤立集落」となった岩手県一関市厳美町の槻ノ木平地区に同日正午前、報道陣で初めて毎日新聞記者が自衛隊のヘリコプターで入った。
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岩手・宮城地震:
「離れるのがつらい」耕英地区35人避難
 岩手・宮城内陸地震による土砂崩れで道路が寸断され、孤立していた宮城県栗原市耕英(こうえい)地区の住民が16日午後、市の求めに応じて自主避難を決めた。二次災害や余震に備えた措置だが、畑やイワナ養殖など生計を立て、住み慣れた古里を離れる住民らの表情は疲れとやるせなさがにじんでいた。
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岩手・宮城地震:
1人暮らしの被災者、避難所で余震に不安
 避難所の天井が「ピシピシ」鳴ると、「ドン」と揺れが来る。本震後もひっきりなしに続く余震。岩手県奥州市胆沢区の避難所で高橋キヨシさん(69)はかぶっていた毛布から顔を出した。「これじゃ、休めないね」。隣に寝ている人と顔を見合わせた。
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岩手・宮城地震:
被災地住民、家にとどまり隊員サポート
 岩手・宮城内陸地震の被災地では16日も、行方不明者の捜索や復旧作業が続く。その一方で、避難者の疲労も蓄積してきた。
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岩手・宮城地震:
駒の湯温泉で新たに1遺体、死者10人に
 岩手・宮城内陸地震の被災地では16日も朝から警察、消防、自衛隊などが、行方不明者が集中する宮城県栗原市などで捜索活動を再開した。従業員や客ら7人が生き埋めになり、3人が遺体で見つかっている同市栗駒沼倉耕英(こうえい)地区にある温泉旅館「駒の湯温泉」で同日午前、1階の泥の中から不明者の一人とみられる遺体を発見、収容した。県警によると男性という。
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岩手・宮城地震:
荒砥沢ダム付近の土砂崩れ 最大規模
 14日朝発生した岩手・宮城内陸地震で、宮城県栗原市の荒砥沢ダム付近で発生した土砂崩れは半世紀で最大規模であることが15日、分かった。仙台市で開かれた報告会で、現地視察した宮城豊彦東北学院大教授(地形学)が発表した。
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岩手・宮城地震:
「我が家は、畑は」避難所の夜、心揺れ
 岩手・宮城内陸地震で避難所となった宮城県栗原市栗駒岩ケ崎の市施設「みちのく伝創館」では、栗駒地区住民や近隣の温泉施設宿泊客など56人が14日夜までに避難。和室や体育館に布団を敷き、一夜を過ごした。
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岩手・宮城地震:
地滑りアイスのよう防災科研・井口さん
 14日朝発生した岩手・宮城内陸地震の特徴は、土砂災害が非常に多かったことだ。15日、震源地に近い栗駒山(岩手、宮城県)周辺の上空を、地滑りに詳しい防災科学技術研究所の井口隆・総括主任研究員(57)とともに本社ヘリで飛び、被害の様子を分析した。
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岩手・宮城地震:必死の捜索、3遺体次々発見駒の湯温泉
 岩手・宮城内陸地震から一夜明けた15日、被災地で行方不明者の捜索活動が続き、宮城県栗原市の旅館「駒の湯温泉」では男女3人の遺体が次々と見つかった。崩れた山肌、壊れた家屋……。震源地に近い東北地方の山間部には激震のつめ跡が生々しく残っている。
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岩手・宮城地震:死者9人、行方不明13人に
 岩手・宮城内陸地震の被害は、宮城県内で新たに3人の死亡と5人の行方不明が確認され、毎日新聞の15日のまとめでは、死者9人、行方不明13人、重軽傷者221人となった。15日にも震度3が6回発生するなど、14日の発生以降16日午前0時現在で有感余震は計289回に上った。
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岩手・宮城地震:揺れの強さ震度7に相当 岩手・石淵ダム
 岩手・宮城内陸地震の震源に近い岩手県奥州市の石淵ダムで、瞬間的な揺れの強さを表す加速度が、震度7に相当する2097ガルに達していたことが、国土交通省北上川ダム統合管理事務所の観測で分かった。
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岩手・宮城内陸地震:駒の湯温泉で3遺体発見 死者9人に
 岩手・宮城内陸地震で宮城県警は15日午後2時45分までに、7人が生き埋めになったとみられる宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東の旅館「駒の湯温泉」の捜索で、3人の遺体を発見した。うち、少なくとも1人は女性で、身元の特定を急いでいる。この地震による死亡者の確認は9人になった。
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岩手・宮城内陸地震:「駒の湯温泉」一瞬で泥の海に
 崩れた土砂が人や旅館をのみ込み、寸断された道路によって人々が孤立した。中国・四川大地震の記憶が生々しい中、14日・土曜日の朝を襲った「岩手・宮城内陸地震」。直下型の激しい揺れで6人が死亡したほか、不明者や多数のけが人が出た。断続的に余震も起き、住民の不安は続いている。
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岩手・宮城内陸地震:自衛隊が救助活動を本格化
 防衛省は14日午前、岩手、宮城両県知事からの災害派遣要請を受け、岩手・宮城内陸地震の情報収集・救助活動を本格化させた。陸海空自衛隊の約360人、車両約90両、航空機23機を投入。空自のUH60救難ヘリがバス転落現場で17人を救助したほか、陸自隊員が土砂崩れ現場の被災者救出に向かうなど深夜まで活動を続けた。
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岩手・宮城内陸地震:6人死亡、155人負傷 不明11人
 14日午前8時43分ごろ、東北地方で強い地震があり、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強、北海道から愛知県までの広い範囲で震度6弱から1の揺れを観測した。気象庁によると、震源地は岩手県内陸南部で、震源の深さは8キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.2と推定される。この地震で6人が死亡、155人が重軽傷。宮城県内で計11人が行方不明になっているとの情報があり、懸命の捜索・救助活動が続いている。山間部で土砂崩れが多発し、道路が寸断されて孤立する集落も相次いだ。ヘリコプターなどで救出された住民もいるが、孤立集落に取り残されている住民も多く、不安な一夜を過ごしている。
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岩手・宮城内陸地震:新幹線に9時間半閉じ込め 道路寸断
 断水、停電、鉄道・道路の寸断……。14日朝の岩手・宮城内陸地震で傷ついたライフラインは、夜になっても復旧しなかった。
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岩手・宮城内陸地震:バスが沢に転落、1人重体 奥州市
 14日に発生した岩手・宮城内陸地震で、岩手県奥州市胆沢(いさわ)区若柳では、市内の自然保護団体「胆沢ダム水資源のブナ原生林を守る会」(近藤有慶代表)メンバー19人と男性運転手が乗ったマイクロバスが林道を走行中、土砂崩れに襲われ、沢に転落。1人が重体、5人が腰や腕を骨折するなどの重傷、2人が軽傷を負った。
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岩手・宮城内陸地震:中尊寺も被害 本堂の壁にひび
 14日の地震で、奥州藤原氏が建立した中尊寺(岩手県平泉町)でも、本堂の内部のしっくい壁にひびが入ったり、石灯(高さ約2メートル)数基が倒れる被害が出た。国宝・金色堂や文化財への被害は確認されていない。
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岩手・宮城内陸地震:震度6強M7.2 死者3人負傷多数
 14日午前8時43分ごろ、東北地方で強い地震があり、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強、北海道から愛知県までの広い範囲で震度6弱から1の揺れを観測した。気象庁によると、震源地は岩手県内陸南部で、震源の深さは8キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.2と推定される。この地震で午後2時現在の毎日新聞のまとめでは、3人が死亡、79人が重軽傷。がけ崩れなどが多発しており、被害はさらに拡大する見通し。
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岩手・宮城内陸地震:激しい揺れ 余震も相次ぎ住民ら恐怖
 土曜日の朝を激しい揺れが襲った--。14日午前、岩手県や宮城県の一部で震度6強を観測した「岩手・宮城内陸地震」。福島と岩手では2人が死亡したほか、割れたガラスや住宅の倒壊、落ちてきた物に当たるなど多数のけが人が出た。激しい縦揺れと大きな横揺れ。本震後も余震が相次ぎ、住民らは直下型地震の恐怖に震えた。
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東北地震:岩手、宮城で震度6強、2人が死亡
 14日午前8時43分ごろ、東北地方で強い地震があり、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強を観測した。気象庁によると震源地は岩手県内陸南部、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.0と推定される。
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【岩手・宮城地震/毎日新聞フォトリンク】
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