Aging Society with Fewer Children
日本の少子高齢化が進行
aging population and a declining birthrate


高齢者:女性の4人に1人65歳以上 男性は5人に1人

2009920 1728分 更新:920 2325

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65歳以上男女の割合の推移

 総務省は20日、敬老の日に合わせて65歳以上の高齢者人口の推計値(15日現在)を発表した。65歳以上の女性は全女性人口の25.4%と初めて25%を超え、女性の4人に1人が高齢者となった。また、65歳以上の男性も全男性人口の19.9%となり、男性のほぼ5人に1人が高齢者となった。

 65歳以上の高齢者は2898万人(男性1239万人、女性1659万人)で前年より80万人の増。総人口の22.7%を占め、人数、割合とも現行の統計方式が始まった1950(昭和25)年以来、過去最高を更新した。70歳以上は2060万人(総人口の16.1%)、75歳以上は1370万人(同10.7%)、80歳以上は789万人(同6.2%)で、いずれも過去最高だった。

 一方で14歳以下の人口は1703万人と前年より15万人減り、70歳以上の人口より少なくなるなど、少子高齢化の傾向は顕著となっている。総人口は前年比12万人減の1億2756万人だった。

 また、1人暮らしの高齢者は08年で414万世帯と83年の調査開始以来、過去最高となった。中でも、マンションなどの共同住宅に1人で住む高齢者は144万5000世帯で、高齢者の単身世帯のうち3分の1超を占めた。高齢者の「孤独死」が社会問題化する中、1人暮らしの高齢者は増加の一途をたどっている。【石川貴教】







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